赤本の買取におすすめのサービス3選!ブックオフの利用はNG?高く買取してもらうコツも紹介
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大学受験の必需品「赤本」
ほとんどの人が受験後は捨ててしまうのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
実はあなた使った赤本、結構いい値段で売れるかもしれません。
本記事ではそんな使わなくなった赤本の買取について、おすすめ買取サービスや高く買取してもらうコツなどを詳しく解説していきます。。
目次
赤本とは?高く買取してもらえる理由は?
まず、ここで赤本というものの説明をざっとさせてもらいますと、大学受験は大きく分けて全国のの受験生が受ける「センター試験」と入りたい大学で受ける「一般入試」の2種類があります。
この、一般入試側で実際に行われた入学試験の過去問題を集めたのがいわゆる「赤本」と呼ばれるものになります。
なぜそんな過去問題を必死に説く必要があるのかというと、一般入試はそれぞれの大学の教授達が作成する為、毎年問題の出題傾向が似ていて同じような問題が出る可能性が高いんです。
だから入りたい大学に合格を狙う受験生たちは志望校の試験問題を3~4年分、本気度が高い人は10年分近く大学の試験の傾向と対策を練ることができる、ということなのです。「赤本」とは「世界思想社教学社」という出版社が販売している大学入試過去問題集のことを指します。
志望校の出題傾向を掴むために、多くの受験生は最新1年分だけではなく過去数年分の入試問題を解きながら、本番に向けて準備していきます。
そのため、数年前の赤本を必要とする人も多い上、中古で安く手に入れたいと考える受験生も多いことから、実は需要が高いのです。
すなわち需要が高い=高く売れる、というわけです。
いらなくなった赤本はすぐには捨てずに買取に出すのがおすすめです!
身近なメルカリなどのフリマサービスでも売ることはできますが、今回はもっとおすすめの買取方法を紹介していきますので是非参考にしてみてくださいね。
赤本を高く買取してくれるおすすめサービス3選
先ほど赤本には専門の買取業者があるということを述べましたが、おすすめのサービスを3つほどご紹介いたします。
学参プラザ
学参プラザは赤本だけでなく、参考書、予備校テキストなど受験・勉強・学習に関する書籍や教材の中古買い取りをしている専門業者です。大学受験用書籍や教材に関して詳しいので、一般的な古本屋よりお得な価格で買取をしてくれます。また、公式ウェブサイトで赤本や参考書の買取リストが公開されているので、そこで自分の持っている赤本の買取価格をある程度見積もることができます。(もちろん、本の状態など、リスト価格=買取価格ではありません。)
宅配買取では10冊以上で全国送料無料で引き取ってくれます。その際段ボールも無料で用意してくれるので、そこに売りたい赤本や参考書を詰めて送ります。早ければ3営業日後くらいに査定結果が送られてきますので比較的スムーズに取引ができます。
専門書アカデミー
専門書アカデミーは幅広い分野の専門書を買取しているサービス。
赤本に加え予備校のテキストなどもあつかっており、2,000点以上の本の買取金額を保証しています。
また、振込み手数料や段ボール代も無料となっているので、余計な手間や費用をかけずに買取ができるのも嬉しい点。
買取金額の評判も良いので、高額買取かつ安心して依頼できるサービスが良い!という方にオススメです

ブックサプライ
赤本、参考書、問題集だけでなく小説や一般の本、CD、DVD、ゲームなど幅広く買取をしてくれる買取業者です。
この手の買取業者は赤本の買取が安いのですが、ブックサプライは赤本や参考書も専門業者に負けない適性査定を行ってくれます。
赤本と一緒に必要なくなったゲームや古本をまとめて売れるのがいいですね。
査定額2,000円以上で送料無料だったり、ソフト10点以上まとめ売りで2,000円アップだったり、キャンペーンを併用してお得に買い取ってもらえるのも特徴です。
事前に査定価格をチェックできるので、査定が来てから想像以上に安くてがっかりする心配もありません。
また、初めての場合は新品のダンボールを無料で希望数送ってもらうことができます。
2回目以降も前回査定額が2,000円以上であれば、ダンボールは無料になります。
さらに宛名書き不要の着払い伝票を持ってきてもらえる、発売から1ヶ月以内はレシート同梱で定価の50%を保証など、細かいところまでサービスが行き届いています。

赤本を高く買取してもらうコツ
赤本は高くで買取してもらえる本なのですが、より適正に買い取ってもらうにはいくつかの条件があります。どんな赤本がより高く買い取ってもらえるのかを挙げます。
赤本を綺麗な状態で買取に出す
これは赤本に限らずどの本を売るときにも言えることですが、あまり使用感の強い汚れやしわ、折り目のある本というのは当然査定が低くなってしまいます。
赤本を売ろうと考えている場合は本を丁寧に扱うことを心がけ、出来るだけ新品に近い状態を保つようにしましょう。
また本というのは経年劣化によって少しずつ状態が悪くなっていきますので、使い終わったら早めに売るのが無難ですね。
赤本に書き込みをしない
予備校テキストなどは書き込みがしてあればあるほど買取金額が上がるものもあるのですが、赤本は書き込みをしていると査定がマイナスになってしまいます。
赤本というのは試験さながらで使用するものなので、変なヒントなんか問題に書かれてたら赤本の本来の使用目的を損なってしまうからです。
書き込みのある赤本は業者によったら買取不可になる可能性もあります。
もちろん、書き込みがあったとしても買い取ってくれるところもありますが、査定額はぐっと低くなってしまうところがほとんどです。
赤本への書き込みは控えるに越したことはありません。
いらなくなったらすぐ買取に出す
理由は2つあって、一つは赤本に限らず古本というのは販売日が新しいものを査定額に上乗せして買取してくれるという業者のシステムがあるからです。
2つ目は大学の入試問題の出題傾向というのは年々変わっていきますので、中古の赤本として人気を集めるのは、比較的新しい年度に発売されたものになるからです。
それに赤本の新刊が発売されるのは早いところで5月末、7月くらいには大きな大学の赤本も続々販売されていきます。
ということは、5月くらいまではあなたの持っているその赤本が最新版、ということになります。その分需要も高くなるので赤本は受験が終わってから日が経たないうちに早めに買取に出すのがいいでしょう。
(番外)女子大の赤本は高く買取してもらえる?
すべての女子大の赤本にいえることではありませんが、一部の女子大の中古赤本はなぜか定価の2,000円台よりネットで高く取引されているものがあります。
中には5,000円〜6,000円台と、定価の3倍で取引されているものもあったりします。
理由はとても単純なもので、女子大を受験する人=現役女子高生、もしくは10代の浪人生、という発想からその人たちが使っていた赤本を本来とは違う使用目的で購入する、という何とも言い難い需要があるからなのです。
番外としてここに上げさせてもらいましたが、そういうのが気にならない方は小遣い稼ぎにいいのではないでしょうか…。
ブックオフで買取に出すのはやめておこう
「なんだ、赤本は売れるのか。だったら近くのブックオフに売りに行くか」とここまで読み進めた人の中にはそう考える人が少なからずいることでしょう。
確かにブックオフでも赤本の買取には応じてくれます。
でも、結論を言いますとブックオフで赤本を売るのはやめたほうがいいでしょう。
理由は赤本を始めとする学習関係の参考書や問題集は、ブックオフのような幅広い本を取り扱っている業者に査定してもらうと安く買い取られて損をしてしまうのです。
そもそもブックオフというのはいろんなジャンルの本を取り扱っています。
そのため、赤本や大学の参考書など一部の人に熱い需要のある本というのは在庫を抱えるうえで他のジャンルの本より需要が低くなってしまうのです。
また、赤本や参考書の専門買取業者の査定に当たっているような専門的な査定ができるスタッフもいませんので、単純に「あまり売れない中古の本」という扱いになり、これも査定を下げてしまうポイントになります。
メルカリを利用するメリット・デメリット
では、今はやりのメルカリなどフリマアプリでの販売はどうなのでしょうか。確かにメリットも多いですが、専門買取に比べるとデメリットも多くあります。
メルカリで売るメリット
- 個人間の取引なので、かかるのは手数料と送料だけで、割といい値段で売れる
- 1冊ごとの販売ができる
- フリマアプリ利用経験者であるなら販売開始までの手間が比較的少ない
メルカリで売るデメリット
- 初心者は最初のアカウント登録や販売の段取りをつかむまで手間がかかる。
- たくさんの赤本や参考書を1冊ずつ販売するのは面倒
- 売れないとお金は全く入らないし、家に在庫として持ち続けなくてはいけない
- 個別包装しなければならないので手間がかかる
これらのことから考えて、持っている赤本が1冊だけなら(もしくは先ほどのような女子大の赤本なら)フリマアプリでも簡単ですが、受験には赤本だけでなく大量の本が家に眠っているでしょうし、それを1冊ずつ販売に出して、売れるまでは持ち続けて、売れたら1つ1つ梱包して…となるとちょっと手間がかかってしまいます。
このことからも赤本の販売は先に述べた専門買取業者にお任せするのがいいですね。
せっかくなら赤本と参考書をまとめて買取に出そう!
赤本を売りに出そうとしている人のほとんどが赤本以外にも様々な参考書や問題集を持っていることと思います。
専門買取業者に依頼すれば赤本に加えて参考書などの本も一緒に査定に出すことで、買取価格を上げることができます。
業者は1冊よりも10冊、10冊よりも20冊をまとめて売ってくれたほうが販売もしやすいし送料もお得になるので、一度にたくさんの赤本や参考書を査定に出すとにはプラス査定をしてくれることがほとんどです。
また、お店によってはまとめ売りで買取額がアップするキャンペーンを行っていることもあります。
売れる本はなるべく一度にまとめて出すようにしたほうがお得といえます。
まとめ
志望大学を目指す人たちにとって赤本というのはなくてはならないものです。
中には中古の赤本を利用する人も少なからずいます。
そんな人たちのお役に立てて、しかも箪笥の肥やしになっているものがお金に変わるのであれば一石二鳥ですよね。
お得に売りたいのであれば必ず赤本や大学受験の勉強教材に強い買取業者をさがしましょう!